CEDER GALLERY AND CAFE（シーダーギャラリーアンドカフェ）〜ガラス工房 尚（しょう）

仙台中心部から西、車で秋保温泉方面に向かう。温泉街を抜けて、国道６２号線をさらに西の方に登っていくと、左手にガラス工房 尚（しょう）が見えてくる。秋保大滝の少し手前だ。

ここはガラス工芸家である鍋田尚男さんの工房で、今回訪れたのはそこに併設された、ギャラリーを兼ねたカフェ「CEDER GALLERY AND CAFE」だ。作成されたガラス工芸品が店内を囲むように飾られている。美術館のような静謐な雰囲気が漂う。真ん中に設置された大きなテーブルがカフェースペース。カフェではまさに作成された工芸品が食器として用いられる。飾られている作品のうちいくつかは、購入することができる。

店主は鍋田さんのお母様と思われる方。作品を見ていると他の色違いのものを見せてくださったり、あまり並べすぎると息子に怒られるのだといった話をしてくださったり、気さくな方であった。

どの作品も手に馴染む温かみのあるガラスで、色彩も綺麗だ。大量生産品には出せない魅力が一つ一つの器に備わっている。気に入ったので、箸置きを二つ購入。百貨店等で開催される個展では作品の販売も行うそうだが、箸置きを含む一部の商品はこのカフェでの販売のみとのこと。

芸術作品に囲まれ、また、ちょうど窓の外には音もなく雪が降っており、詩的な雰囲気を愉しむことができた。

店舗情報

店名：CEDER GALLERY AND CAFE
住所：宮城県仙台市太白区秋保町馬場字丸山12-1
仙台駅から車で45分。他に交通機関が無いので、車でないと行けません。
お店のページ：http://glasssho.jp/